『このままでは漁業を続けられない』必死の訴え

橋立漁港で刺し網漁を営む漁師さんたちが、大型クラゲの被害対策を求めて、市と県に申し入れを行いました。
平成14
年ごろから日本海沿岸に発生するようになった大型クラゲが、漁師さんたちを苦しめています。「網にかかるのはくらげばかりで、漁にならない」「油の値段も高くなり、収入にならない」など切実な現状が出されました。
自分達ではどうしようもないクラゲの被害に対して、行政の支援を求めました

エチゼンクラゲの被害を現地調査

  10月28日(土)加賀市橋立漁港で、さし網漁を営む漁師の方々から、エチゼンクラゲの被害の実態を聞きました。「かかるのはクラゲばかりで、収入が減るばかりなのに、網は破損して、油も高く、これでは漁業を続けていくことはできない」「自然災害なので、なんとか補償をしてほしい」と切実な声が寄せられました。29日(日)の朝、6時半、生まれてはじめて、漁船にのせていただいての現地調査にでました。冷たい風を受けながら、沖の魚場へ。一本目の網を引き上げ、次々へとクラゲばかり、魚はわずか、34匹か。2本目もかわらず。3本目にようやく、カワハギが少し取れましたが、「これでは、生活できない」ということを肌で感じることができました。さっそく、市や県に対策を申し入れることにしました

三年使えた網が三日でだめになる」と・・・・・

  11月7日(月)午後1時半より、刺し網漁を営む漁師さんたち5人が、大幸市長に被害対策を申し入れたのに対して、「加賀市のみでなく、全国的な問題なので、全国市長会などに訴えて、国の対策を求めていきたい」と答えました。
漁師さんたちは、「これまで3年使えた網がクラゲで3日しかもたない。
このままでは漁業を続けていけない」と苦しい実情を訴えました。
10日には、石川県に対しても被害対策を、申し入れを行いました。
対応した、石川県農林水産部・神谷次長は、「皆さんの要望を水産庁へしっかり届けたい」「刺し網漁への支援については、網の改良なども難しく、県としても苦慮している。
皆さんと今後とも意見交換をしていきたい」などと答えました。
申し入れには、日本共産党の尾西洋子県議会議員、西村祐士加南地区委員長も同席しました

産業経済常任委員会も被害調査へ

  市議会産業経済常任委員会は20日(火)午前10時半より、橋立漁業組合で、大型クラゲの被害実態について、聞き取り調査を行い、実際の
刺し網の被害を現地視察しました。
市議会産業建設常任委員会からは、岩村委員長・谷本副委員長・委員の宮崎・室谷・山口・細野・新後の委員7名、市当局から和田地域振興部長、本田建設部長、塚谷農林水産課長が参加しました。漁業組合からは、中谷組合長・橋本副組合長・大井刺し網組合長・山口参事など8名が出席し、加賀市の漁業の実態やクラゲの被害状況について説明しました。
組合での聞き取り調査の後、刺し網の被害の状況について視察しました。魚民の皆さんが安心して、漁業が続けられるように、具体的支援対策を早期に実現して欲しいものです。

県議会では尾西議員が被害実態調査を要請

 
申し入れに同席した日本共産党の尾西洋子県議会議員は、議会の常任委員会で「県として、被害の実態を把握するために、現地への調査個々人へのアンケートなどを行うべきである」と要請しました。
県としても被害の実態把握に努めるとのことでした

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