最初から、最後まで「涙」あふれて

1月26日(土)午後一時半より、山田洋二監督、吉永小百合主演の「かぁべい」を娘と観に行った。

第二次世界大戦前夜の日本。夫が治安維持法違反で逮捕され、終戦を待たずに、獄中で死亡。娘二人を育てながら、「国賊、非国民」の夫を支え続ける美しい母親。映画の始まりから、終わりまで、涙が溢れて、ぬぐい続けていた。「おかあさん、最初から泣いてばかり」と、横にいた娘が言う。戦争の記憶がなくなりつつある今日、沖縄戦やアウシュビッツの歴史を消し去ろうとうする動きがある中で、戦争がどれだけの多くの家族と家庭を破壊させ、多くの若者や罪のない人々の命を強制的に奪って行ったのか。真実を見つめ、母親の「愛」の強さを演じた吉永小百合が素敵だった。

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