3月定例議会報告/議会だより
3月定例市議会に対して、市立図書館への指定管理者制度導を10月より導入する条例が提案される予定でした。
しかし、これに対して、図書館運営にかかわってきた方々が猛反発し、市議会に「指定管理者の導入中止
止を求める請願書」を提出しようと議員へ要請に動き出しました。その結果、大日クラブの議員も含めて
賛同が寄せられることになり、大幸市長が議会にすでに提案を表明していたものを取り下げることに・・・。
市議会の予定
- 2月28日午前10時:本議会
- 3月6日:代表質問
- 3月10日、11日午前10時:個人質問
- 3月17日午前10時:予算特別委員会
- 3月18日午前10時:総務委員会
- 3月19日午後1時:教育民生委員会
- 3月21日:午前10時:教育民生委員会
産業建設委員会
- 3月24日午後3時:本議会
主な提案
- 支払いできる国民健康保険税に請願書を提出
- 市立図書館を民間委託に
- 家庭ゴミの有料化
- 合併2年、負担は増えるばかり
支払いできる国民健康保険税に市議会に請願書を提出
大聖寺地区会館で説明会
2月22日午後7時半より、大聖寺地区会館において、国民健康保険税の引き上げや後期高齢者医療制度についての説明会が開催され、約100人の住民が参加しました。住民から出された意見の大半は、値上げ案に賛成できないというものでした。
住民から出された意見
- 子どもが一人生まれると国保が3万9800円増える。これでは安心して子どもが生めない。
- 75歳以上の後期高齢者医療制度の負担とあわせると最高額で年間109万円にもなる。とても払いきれるものではない。
- 「豊かな老後のために」と年金制度がスタートしたが後期高齢者の保険料も年金から天引きするという。次から次へと年金が減る。加賀市はどのような立場で意見を言ったのか。反対したのか。
- 滞納が5千世帯で12億円。ごく一部を除いて、高い保険料だから滞納する。市は、取りやすいところから取る発想だ。
- 合併したらサービスはよくなるといったのに、負担が増えるばかりで、おかしい。
近年、国民健康保険税が支払えず、保険証が取り上げられ、死亡する痛ましい事件が全国で発生しています。保険制度は何のためにあるのか。大型公共事業に、何億何十億円の税金が投入されています。命と健康を守るためにこそ税金が使われるべきではないのか。
2月22日(金)西出議長に小松民主商工会加賀支部代表谷栄一氏とともに「国民保険税の値上げをやめて、支払える保険税を求める請願書」を提出市民の切実な声を届けて新日本婦人の会加賀支部(永井元子代表)の「ごみの有料化の中止を求める請願書」と加賀市生活と健康を守る会(島新司代表)の「国民健康保険税の値上げを中止すること求める請願書」の紹介議員となり、議会に提出しました。また、4月末に廃止される路線バスについて、「何とかしてほしい」との切なる声が寄せられています。
平成20年度加賀市一般会計予算規模 「特別支援教育」支援員の増員 15,046,000円 学校図書館図書購入費の増額 11,416,000円 市民病院医療機器更新事業 225,000,000円 学童保育助成費 59,831,000円 バイオマスタウン構想推進費 18,393,000円 南加賀道路改良事業費 200,000,000円 送水施設実施設計費業務 34,220,000円 山中漆器産地再生事業費 500,000円 漆フォーラムの開催 500,000円 学童クラブ整備事業費(河南小学校) 7,980,000円 平成20年度加賀市一般会計予算規模 27,685,000,000円
市議会に提案された主な事業予算案 後期高齢者医療制度 782,200,000円 こどもの医療費助成の拡大
(入院助成を中学校卒業までに拡大)78,831,000円 ごみ有料化対策費 56,825、000円 広域斎場建設負担金 200、882、000円 大聖寺十万石城下町史跡再生事業 1,595,000円 橋立丘陵地整備事業 96,571,000円 まちづくり交付金事業費
山代地区
山中地区
大聖寺地区
片山津地区
654、000,000円
535,000,000円
25,000,000円
13,000,000円
81,000,000円ろくろの里整備事業 14,500,000円 柴山潟浸水対策事業 40,000,000円
「図書館を民間株式会社に委託しないで」市民から猛反発
3月市議会への提案を取り下げ
市民不在の手法への反発
「市立図書館を民間委託に」という市当局の提案が、市議会開会を前に、取り下げられることになりました。
2月14日に開催された産業経済常任委員会で説明をし、教育委員会でも審議されたとのことですが、これまで図書館運営にかかわってきた女性たちをはじめ、市民には寝耳に水の話でした。
「図書館を指定管理者するってどういうことか」「なぜ、市民に説明がないのか」「こんな話はおかしい」。
女性たちは、市議会への請願提出に動きました。これに対して、大日クラブの議員からも賛同の声が寄せられ、請願が提出された場合には、可決されるかもしれない事態に。
これに驚いた市長も関係者への説得工作に乗り出しますが、成功しませんでした。26日の予算説明会において、大幸市長が取り下げを表明しました。
予算案の内示資料に掲載された条例案が、取り下げられたのは、前代未聞のことです。
取り下げた市長の真意はどこにあるのか。とりあえず、今議会への提案をやめたのか。
時間稼ぎなのか。
民間からの有能な館長が必要
市当局が市議会産業建設委員会に提出した資料によれば、民間団体のノウハウを取り入れた運営のために、民間からの有能な図書館館長を登用するなどとしています。
全国でも館長まで民間に委ねているいわゆる丸投げは、二館しかないといわれています。
図書館は単なる建物の管理運営でなく、市民の知る権利、学ぶ権利、読む権利を保障し、情報の管理と提供などきわめて専門的な知識を必要とします。
今年の4月に指定管理制度を導入した島根県安来市では。
財団管理には限界があるとして、直営にもどしています。
公の施設の指定管理制度は何のために導入されたのか。住民の目線での検証が必要です。
家庭ごみの有料化を提案
市の予算案によれば、10月より家庭ごみを有料化するために、指定のゴミ袋45リットル袋を60円に、20リットル袋を30円で販売するとしています。そのための費用として、5682万5千円が計上されています。しかし、この間、市民への説明は全くなく、市議会に提案さえすれば、可決されるという市民不在の手法には、市当局としての説明責任への認識のかけらもありません。
合併2年、負担は増えるばかり
国民健康保険税の引き上げ、後期高齢者医療制度の導入、水道料金の引き上げ(山中温泉区)に加えて、ごみ手数料金まで有料化になろうとしています。
合併から2年余り、サービスは向上し、負担は軽減されると合併の効果を多額の税金を使って宣伝したことをもう忘れたのでしょうか。
原油の高騰の影響で、ガソリン、灯油、食料などの値上がりが家計を圧迫しています。
また、派遣労働などの非正規労働が広がり、年間200万円以下の世帯も増えています。
年金も減り、収入も増えないのに、税金や公共料金の負担増は、市民の暮らしをさらに困難にするばかりです。
カテゴリ: 議会だより
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