6月市議会報告(6月5日から22日まで)
16日の本議会質問で私が取り上げた問題を中心に、その主な内容をご報告致します。皆さんのご意見をお寄せください。
その主な内容をご報告します。皆さんのご意見をよろしくお願いします。
取上げました。今回の議会では、市のサッカー場整備予算案について多くの疑問がその主な内容をご報告します。
バス路線の復活を求めた請願が賛成多数で採択されました
赤字バス路線を廃止したのは民間会社である
「赤字を理由に、市内バス路線のうち八路線を廃止された住民から、路線復活を望む切実な声が寄せられている。昨日の答弁で、市長はワンコイン、百円バスの運行を検討するとしたが、この間、多くの市民に多大な困難をもたらしてきたことに対する責任を説明すべきではないのか。
また、運行するというのであれば具体的な運行方針を示すべきではないのか」と質したのに対して、大幸市長は、「バスを廃止したのは、私ではなく、民間事業者である。
ワンコインは、百円とは言っていない。
百円もあれば、500円もある」
などと答え、マイクロバスによるワンコイン運行については、明らかにしたもの、それ以上については、何一つ明らかにできませんでした。
選挙を前に、急きょ、見直しを表明せざる得なったのでしょうか
。
バス路線の復活などを求めた請願が賛成多数で可決されました
6月定例会最終日の本議会で、加賀市生活と健康を守る会が提出していた「バス路線の復活と地域循環バスの運行に対する財政措置を求める請願」が賛成多数で可決されました。請願に反対したのは、川下議員、林茂信議員、谷本議員、西口議員の4名(以上会派自民加賀所属)の議員と宮本議員(会派市民公明)、山口議員(無会派)の計六名の議員でした 。
西口議員が反対討論
反対の討論を行なった西口議員は、「一度廃止した赤字バス路線を復活させることは、従前に戻ることであり、何の解決にもならない。
市長が言うように、新しくワンコインバスを運行するなど新しい公共交通を生み出すことが必要だ」と述べました。
が地域循環バスの運行についての趣旨には賛成だと表明しました。
所得の低い階層への負担を軽減すべき
「今議会に、保育料金の負担を軽減することが、提案されているが、負担が軽減されることには大いに賛成する。
しかし、加賀市の保育料負担は、母子世帯や父子世帯、障害者世帯などの市民税非課税世帯などからも保育料を徴収している。
国の基準でも、小松市でもこのような階層からは、保育料は徴収していない。
また、市は、所得税が41万円を超える高額世帯の保育料を国の基準の半分以下に軽減しているが、軽減すべきは、暮らしが大変な階層ではないか」と質しました。
公立保育園を統廃合して、節減した財源とは
これに対して、大幸市長は、「所得の低い階層に重い負担をさせている実態については、一言も触れず、保育園の統廃合民営化の推進により節減された財源を生かして、県内で一番低い保育料を設定いく」とのべ、保育園の統廃合・民営化ありきの答弁に終始しました。
それは、こどもの医療費の無料化拡大についても同じでした。
公立保育園をなくさないと子育ての負担軽減などの支援に使うお金がないというまるで市民への脅迫のようです。
公立保育園を敵視する市政には、保育行政の未来を託すことはできません。
市民の暮らしを優先する財政運営を
「今、私が取組んでいます市民アンケートには、多くの市民から生活基盤の改善を求める声が寄せられている。
山代温泉三区に住んでいる方からは、家の前が区道だが、梅雨の時期などの雨で家が浸水して困っている。
敷地町の大規模農道のガードレールに植えられた藤についても、田んぼに布は落ちるし、毛虫はつくし、交通安全にも妨げになるなどの意見も届いている。
市長のいう森と水のふるさとへの取り組みが、市民に評価されているとは考えにくい。
市民の願う、水害対策や道路整備などを最優先した財政運営が必要ではないか」と質しました。
情緒豊かな人をつくることになる
これに対して、大幸市長は「あの藤の木は、日本中どこをさがしてもない素晴らしいと評価されている。
心を休めることが交通安全にもつながる。
情緒ある人間を育てることになる。交通安全へは、木を切るなど対策を取っている」などと自我自賛の答弁でした。
また、嶽野建設部長は「山代温泉三区などについては、現地調査をして、対応を検討したい」と答えました。
ちなみに、藤の植樹の費用は、約320万円とのことです。
広すぎるサッカー場整備より、市民生活の安心・安全を優先せよ
6月19日に開催された産業経済常任委員会審議では、大変不可解な参考人招致が行われ、そのことが委員長不信任という事態にまで発展し、委員会審議が混乱させられました。
当日は、委員会を傍聴していましたが、市議会のルールに照らして、正しかったのかどうか。
疑問が残ります。その経緯は、次のようです。
市サッカー協会が委員会当日に要望書?
市サッカー協会が委員会の当日に議長宛提出したとされる要望書を西口議員が取り上げ、サッカー協会の会長である稲坂会長の参考人招致をと切り出した。
委員会は、暫時休憩となる。
午後の時間でもあり、2時までならば、参考人招致に応じることができるということで、しばらくして、参考人への質疑が始まる。
サッカー協会会長を参考人招致
西口議員が「なぜ、このような要望書を出そうと思ったのか」と切り出し、稲坂会長が「西出議員と林議員と上出議員の三名が訪ねて来られて、サッカー場の整備について、広すぎるのではないかなどと聞かれて、このままでは、予算案が議会を通らないかもしれないと不安になり、議会に要望しようということになった」と答弁。
すると、西口議員が「委員長を含めて、3名もの議員がまるで圧力団体のように不安を与えたことは重大である。
このような委員長の下では、審議ができない。
委員長の罷免を要求する」と委員長の罷免を求めました。
委員会は、暫時休憩に、この間の委員会協議は、非公開。
再開された委員会は、西出委員長の下で審議。採択の結果は、賛成多数で可決されました。
議員の調査活動を批判するとは
今回の審議において、問題なのは、議長に出された要望書の取り扱いです。
市議会への陳情・要望は、いつでもだれでも提出できます。
請願は、紹介議員一名が必要で、議会の議案となります。
市民から出された陳情や要望書は、議長が受付、議会運営委員会に報告されて、市議会開会日に、全議員に報告されます。
しかし、今回、委員会の当日に議長に要望書が出されてはいますが、議会運営委員会の開催もなく、全議員への報告もありません。
本来ならば、次回の議会での報告となるはずです。
今回、西口議員に要望書がどのようにして、知らされたのか。
その要望書を委員会で配布させたことなど議会のこれまでのルールを無視したやり方にこそ問題ではなかったか。
議会のルールを無視する言動こそ問題
西口議員は、議案の賛成討論の中で、議員の調査活動に問題があったと批判しました。
しかし、議員が議案調査のために、関係者の意見を徴集することは、当然のことであり、何の問題もありません何としてもサッカー場整備の予算案を通すために、要望書を提出させ、参考人招致をさせるというシナリオをつくり、市議会のルールを無視した言動こそ批判されるべきです。
補正予算案の修正案を否決・原案を可決異例の付帯決議を採択
市議会最終日に、一般会計補正予算案から、サッカー場整備に関する予算案7500万円を削除する修正案(林俊昭、細野祐次提出)が出されて、新後由紀子が賛成討論、西口議員が反対討論を行いました。
採決の結果は、提案者の2名と要明議員、室谷議員、林直史議員、と新後の六名が反対しましたが、賛成多数で可決しました。
また、会派清風吉江議員と上出議員が提出した付帯決議も賛成多数で可決されました。
付帯決議には、「サッカー場整備には賛成だが、未だに、詳細な事業計画は説明されていない。
事業費も追加計上される可能性がある。
この予算の執行を自重すること」などを要望しています。
予算の執行の自重を求めるのであれば、付帯決議ではなく、この予算案をこの議会で可決することを止めるべきではないでしょうか。
この付帯決議には、賛成できませんでした。
議会最終日の本議会開会は、予定の午後3時から大幅に遅れて、午後5時25分に開会され、およそ1時間後に閉会しました。
その他の質問に対する答弁
- 日本元気劇場に整備される「戦艦三笠」や「坂の上の雲」が戦争美化につながらないかとのことですが、司馬遼太郎氏の奥様である福田みどりさんから「ドラマ化する上では、決して戦争を美化することがないように」とNHKの総合プロデューサーに伝えられたと聞いている。
- 企業誘致した平成18年度以降に支援した助成金は、8社で総額3億6900万円。
8社の正規雇用は、768名。雇用の維持について、特段のお願いをしている。 - 緊急雇用創出事業による5月末の雇用状況は、雇用済みが11人、残る四人は6月中。
5月7日付けで県から雇用予定人員48名の内定を受けている。 - 橋立丘陵地における一坪地権者は、土地区画整理審議会を設置したときに、8名の地権者代表が必要だが、定員に満たない恐れがあり、地権者の中から8名に土地の一部を残していただいた。
建物補償とは、新設道路の整備に当たり、住宅一軒が支障となり、面積約70平方メートルの用地買収と会わせて、建物補償を行った。
市の補償基準に基づいており、金額はいえない。
丘陵地の民間事業者の土地所有とサッカー場整備は、全く関係ない。
市にとって都合の良い八名の地権者を選び、今後の審議を有利にしようという卑劣なやり方です。まさに情報を独占するものは、判断権も独占するのです。
情報は、市民に等しく公開されるべきです。
私は、現在、市の情報非公開に対して、異議申し立てを行っています。
カテゴリ: 議会だより
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