トピックス

視察報告(議会産業建設常任委員会)

カテゴリー:

6月27日(水)より29日(金)の2泊3日の産業建設常任委員会の視察で鹿児島県へ行ってきました。

●6月27日(水)小松空港10時05分発・・・11時25分 福岡空港着  15時30分より南九州市議会にて知覧伝統的建造物郡保存地区を生かした観光施策の取り組みについての調査

 知覧伝統的建造物群の保存地区は、18・6haで薩摩藩の(島津77万石)の113外城の一つで南薩の要衝として、今から270年ほど前に作られ、知覧島津氏(佐多氏)領地であった。視察目的でもある、知覧の町並み保存への取り組みは古く、昭和50年行政が文化財としての価値に気づき、保存の方向に動いて、武家屋敷庭園保存会が設立されている。(名称指定の7庭園の所有者)  昭和51年には知覧教育委員会が伝統的建造物郡保存対策調査報告書を刊行し、昭和55年町議会において、保存条例が議決されたとのこと。加賀市の伝統的建造物郡保存対象となる物件の数とは違い、7つの庭園を保存物件として、地域の修景・修理事業が行われ、実に見事な町並みを形成していた。七つの名勝庭園はお客さんが支払う入園料でそれぞれの個人が管理運営しているとのことでした。

また、南九州市は、お茶の栽培が日本一で緑の茶畑を背景にして、「畑を歩けば」と題した素敵なポスターは、市職員が手作りで製作したとか。市職員の才能は、様々な方面で発揮されているということでした。

●6月28日(木)は、午前9時より宿を出発し、午後1時半より指宿市議会へ。新幹線開業を契機とした観光振興策について調査

指宿市は薩摩半島の最南端 鹿児島湾口にある人口4万4千人の市である。平成23年3月12日に九州新幹線鹿児島ルートが全線開業したことに伴い、JR指宿枕崎線の観光特急「指宿たまて箱」が運行されている。この車両は、錦江湾に面した方がクリームかかった白、反対側が黒塗の斬新なデザインで有名。座席の多くが海側に向けられていて、桜島や錦江湾の景色が楽しめるという。この列車は、鹿児島中央駅についた新幹線からの観光客を一日3往復し、指宿まで運んでいる。この結果、観光客は、伸びているという。北陸新幹線開業による観光客の増加を見込む加賀市とは、根本的に条件が違うようだ。

●6月29日(金)は、10時半より垂水市議会へ。道の駅「垂水」の建設と運営について調査

視察三日目は、鹿児島県の大隅半島の西北部と、鹿児島湾に面するほぼ中央に位置する垂水市へ。フェリーで海をわたって桜島のすぐ近くへ。火山灰が道路を黒くしていて、噴火の影響を感じながらの移動である。人口1万七千人の市である。道の駅「たるみず」は、天然ラドン温泉を活用した温泉浴施設、地域の農林水産物を販売する物産施設、足湯、レストランを備えている。平成17年に開設され、年間80万人以上の来館者がある市の中核施設となっている。鉄筋平屋建、延床面積787㎡ 総事業費1億9843万9千円 管理運営は、指定管理で行なっている。市外の業者のみでは、議会の同意が得られず、市内業者とのJVで運営されることになったという。加賀市でも八号線拡幅に伴い、道の駅の建設が予定されているが、検討材料は山のようにあると思った。

 

▲ このページの先頭にもどる

Copyright © 2012 - 2018 SHINGO YUKIKO All Right Reserved.