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繰り返さえる悲惨な事件(山代温泉で女性が腐乱死体で発見)

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 7月4日(水)の地元新聞朝刊で、山代温泉でミイラ化した女性の遺体が発見されたことが報じられました。

 現場へ向かうと、近所方々が数人集まっており、新聞記者が取材をしていました。道路沿いのアパートの、一階のその部屋は一階にあり、窓も道路に面しており「なんでこんなところで」と思いました。道路からでも部屋の中の様子は見ることができました。本棚に本が並べられ、辞書が開かれてたままであることも見えました。この部屋で悲しい事件があったのは部屋の畳の中央が、腐乱して黒く変色していることから判ります。立ち話をしていた、近所のおばさんたちも何をしていた方なのか知らないと言っていた。

 新聞によれば、この部屋には。70代と母親と40代の娘の二人暮らしだったこと、家賃の滞納もなかったという以外、暮らしもどのようなものだったのかは何も分からないようです。窓には「福井警察署長様へ」とぎっしりと書かれたチラシが数枚貼られていたとのことです。

 この後、市の社会福祉協議会の担当者にも聞きしましたが、加賀市への住所の転入などの手続きも無ければ亜、生活支援の要請もなかった、状況は全く把握のしようがなかったとのことでした。

 仕事や収入も無く、病気や生活苦になっても誰にも助けを求めず、誰にも知られず部屋でひっそりと死んでいく、加賀市内でも孤独死が後を絶ちません。東日本大震災後、人々の「絆」の重要性が改めて強調されています。しかし、こうした事件が後を絶たないのは「自立・自助」「自己責任」という政府の社会保障制度の根幹をなす姿勢が改められていません。むしろ、被災者や生活弱者に以前にもまして自立・自助、自己責任を求める政治の方向です。

 消費税増税と社会保障制度の一体改革が政府、民主党、自民・公明党などの政治的取引で進められている。益々、その負担に耐えられない人々の生活が破綻することになることは明らかです。

 人の命の尊厳が守られる社会の構築に向けて、地道な努力を積み上げていきたいと思います。

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