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議員定数は民主主義のコスト。

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1月21日(月)加賀市議会で検討されてきた「議員定数の見直しについて」の講演と学習会(勉強会)が開催されました。

 講師は、東北大学の河村和徳先生。河村先生の講演は、「2011年に地方自治法が改定されて、それぞれの自治体で議員の定数を決められることになり、これまで国が基準を示していたことが国が関与しなくなり、議員の定数を削減する動きが広がっている。」「議員の定数をどう決めるのか。定数を削減せよという市民も定数が何人が良いのかという答えを示せない。際限なく定数が削減することになる恐れもあると指摘しました。」

 また、「加賀市のような多核型の都市の場合、定数を減らせば地域によって違う多様な意見は切り捨てられることになる。」「議会基本条例を制定している議会にもかかわらず、議会自らの責任で市民に合理的な説明ができるかどうかも問題になる」と述べました。

 「定数を減らすことのプラス面やマイナス面、白山市の行き過ぎた削減、他市との比較」「どのような議会をつくるのか。議会のあり方から考えることの必要性」などを話されました。

 最後に、議員が多いというロジックは、二元代表制を前提にすると、余り好ましい結論ではない。議員定数=民主主義のコストという発想を育てないと、地方自治は根付かない。

 先生の講演は、最後に繰り返し、念を押すように、議員定数のことを問題にする以前に、議会と議員の本来果たすべき役割とあり方を、よく検討すれば、その役割を果たすために必要な定数を逆算すれば、いつまでも、議員定数が話題になることはないと述べました。

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