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統合新病院建設事業者は、亀田総合病院の建設にもかかわった大林組グループに決定。

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 2月16日(土)午後1時、加賀市市民会館3階大ホール。第4回の加賀市統合新病院建設事業者選考委員会が開催されました。

 第三次審査に残った2社の公開プレゼンテーションが行なわれました。

 審査結果は、総合得点で上位の山下設計と大林組のグループが当選。次点に久米設計と大成建設となりました。

 私は、業者が最終的に決定するということで、この第3次の選考委員会状況を傍聴しました。

 はじめに、2社のプレゼンテーションが行われました。今回も具体的な事業社名は伏せられ、第一提案者、第二提案者の順番にそれぞれ30分間の持ち時間で説明。その後、60分の質疑と応答が行なわれました。

 両事業者とも全室個室化(トイレ付き)を提案しました。一病床あたりの広さは、第一提案者は9.2㎡、第二提案者は8.2㎡。地元建設業組合からも強い要望があった地元貢献(地元企業への発注率を高くすること)度について、第一提案者は17%、第二提案者は30%を地元事業者に発注契約したいと断言しました。

 次いで、選考委員から提案者に対するプレゼンテーション内容についての、質疑応答が行われました。

 この質疑応答の際、この選考委員会だけでなく前回も前々回の選考委員会でも、一部選考委員が提案者に対し、質問や疑問では無い、業者の評価に関する意見を繰り返していました。例えば、ある委員は「第一提案が良い」という発言を繰り返しました。また「地元企業への発注30%などあり得ない」です。委員長(副市長)も事務局も発言を制止しようとすることもありませんでした。私以外の傍聴者からも「おかしい」との声がありました。

 各選考委員が、其々評価採点をしました。各選考委員の評価項目の評価点(建物の機能性、建築コスト、地元貢献など)を集計し、総合得点の優劣で業者選考が決定しました。総合点は第一提案者の山下設計・大林組が83.4、第二提案者である久米設計・大成組は65.1でした。評価項目が第2次と第3次でそれほど異なるわけでもないのに、順序が大きく逆転しました。これには、極めて不自然です。

 第2次と第3次の審査のプレゼンテーションの内容、同じ選考委員による審査による評価得点がこれほど変わるのかと驚きを禁じ得ません。しかも、それぞれの選考委員がどのような理由でどれだけの得点を入れたのかは明らかにされませんでした。 他の傍聴者からも同じ疑問を聞きました。委員の1名から「点数のみの公表で良いのか。なぜ、この結果になったのかの説明責任はいらないのか」との意見も出されましたが、市当局は、「委員の皆さんに確認の後、ホームページにて公開する」と事務局回答するだけでした。選考の方法、結果についての疑問点を何ら説明せずに閉会となりました。

 選考されたグループのうち、大林組は、寺前市長や林俊昭議長が視察に行っていた亀田総合病院の建設にもかかわっている事業者です。20日には、議会の特別委員会が開催され、この結果が報告される予定です。

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