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安部自民党政権の改憲の危険な中身を学ぶ

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3月30日(土)午後2時より、金沢市労済会館にて、9条の会・石川ネット主催による憲法学習会が開催されました。講師は、一ツ橋大学名誉教授の渡辺治氏。渡辺氏は、「先の総選挙における自民党の得票数と議席数を過去の選挙の推移と比較して見ると自民党が圧勝したとは言えないことがわかる」と指摘し、「自民党が勝ったのでなく、民主党の支持票が減ったために、小選挙区での議席を得た結果だ」と述べました。民主党の支持者が減少した理由について、「自民党の構造改革路線への批判票を集めて、民主党政権が誕生したが、また、自民党の構造改革路線へと戻っていった結果、2000万人の支持票が離れていった」と分析しました。そして、旧来の保守層が自民党を支持し、共産党や社民党に票をいれても議席に結びつかないことから、みんなの党や維新の党を選択した結果であり、良い政策をだしても共産党や社民党の支持は増えていない」と指摘しました。「結局、当選者一人という小選挙区では、当選するかしないかという意識が働き、当選が無理な政党には投票しないということになって、自分の投票が議席に結びつくかどうかが選択の基準となってしまう。そのため、みんなの党や維新に投票が集まったのでないか」と分析しました。そのうえで、安部政権の進める改憲の狙いについて、「アメリカの戦略を日本に肩代わりをさせようとしてするアメリカ言いなりの改憲であり、文字通り、憲法の前文から憲法9条の戦争放棄、憲法25条の生存権の保障など全面的な改憲を準備している。改憲のためのハードルを下げるために憲法96条の改悪を行い、条件整備をしようとしている」と述べました。しかし、東日本大震災後の東北地方の選挙や沖縄での選挙等で、日本共産党が前進している事実を紹介し、「国民の願いに基づく闘いを広げていけば自民党政権の改憲の狙いは阻止できる条件がある」と指摘しました。90分の時間がこれほど短いものかと思わせる渡辺教授の講演に引き込まれ、改憲の危険な中身について理解を深めることができました。

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