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とんでもない!宮元市長が家庭教育支援条例を3月市議会に提案の準備

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1月20日(火)の市議会全員協議会において、市当局は、3月市議会に「家庭教育支援条例」を提案することを表明しました。そして、1月26日から2月9日までの条例案に対する市民の意見を募集するパブリックコメントを実施しています。

家庭教育という言葉も、家庭教育への支援を条例にすることにも違和感を感じます。条例案の前文には、「親はこどもにとって初めての先生といえる」と述べているが、「親はこどもの先生だろうか」と思う。また、「共働き世帯の増加や、少子化や核家族の進行、隣近所や地域とのつながりの希薄化、家庭を取り巻く環境が変化する中で、過保護や過干渉、放任など家庭の教育力の低下が指摘されており、育児放棄、児童虐待、いじめなどは社会問題となっている」と子どもの様々な問題を家庭の教育力の低下が原因だとし、家庭教育を支援するために、地域、学校、事業者など社会全体で家庭教育を支援することが必要だと結論づけています。これは、安倍内閣の下で教育基本法が変えらた内容と一致しています。さらに、条例の案文では、親の成長の支援、事業を行なう団体、事業者が家庭教育を支援すると定めている。つまりは、家庭の子育てのあり方に社会全体が責任を持ち、支援すると言う内容となっているのです。今日のこどもを取り巻く社会環境や世界一過度な競争教育と国連からも指摘されている学校教育制度のあり方などの問題には何一つふれず、ひたすら家庭教育に問題があるとするこのような条例案は、自治体の責任を放棄し、公の権力が家庭教育にまで入り込んむとんでもない内容ではないでしょうか。

これまでに、熊本県議会等いくつかの県議会でこのような内容の条例案が可決されているようですが、大阪維新の会市議団が同様の条例案を議会に提案しようとしたが、大阪護士会や障害者団体などからの反発で議会への提案は白紙撤回となっています。

国会では、安倍首相が会長を務める「親学議員連盟」なるものが存在し、各自治体での条例制定を推進しているとのことです。この「親学推進協会」会長の高橋史郎氏は、「新しい歴史教科遺書をつくる会」の副会長でもあり、「新しい歴史を作る会」の公民教科書の監修者でもあったとのことです。この高橋氏の書物には、「物語で伝える教育勅語ー親学で学ぶ12の大切なこと」「ちょっとまって、夫婦別姓」「私たちの美しい日の丸・君が代ー子どもたちに伝えたい国旗・国家物語」などがあるようです。

こうした点から考えると宮元市長が、全国の市町村に先駆けて、「家庭教育支援条例」を制定しようとしているのは、宮元市長が「日本会議」のメンバーであることとも関連して、その政治的な狙いは、安部内閣が進める「戦争する国づくり」のための人づくりであり、家庭への公権力の介入に道を開く大変危険な狙いがあると思う。

☆「日本会議」とは、憲法改正、教育基本法改正、靖国神社公式参拝、夫婦別姓反対等を主張する改憲・右翼団体のこと。国会には、麻生太郎氏を会長とする「日本会議国会議員懇談会」が組織されている。安倍内閣の19人の閣僚のうち、15人がこの組織に加わっている。

現在の子どもたちの諸問題を解決するためには、安心して働き、安心して子どもを産み育てることができる社会にすることであり、家庭教育にその責任を押し付けることではないと思います。みなさんのご意見をお寄せ下さい。

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