3月3日(金)午後4時から、2月に続いて、再び、自衛隊小松基地へ申し入れを行いました。2月2日に、F15戦闘機の模擬弾の一部を落下事故を起こしたばかりなのに、また、2月28日にF15戦闘機が模擬弾の一部を日本海に落下させる事故を起こしたのです。今度は、重さ21.6キログラムもあると報道されており、重大事故につながりかねない事故です。この日は、日本共産党県委員会、加南地区委員会、石川県平和委員会、米軍来るな市民連絡会などから10名が申し入れに参加しました。
申し入れの内容は
①すべてのF15戦闘機の飛行訓練を中止すること。
②落下事故の徹底した原因究明を行うこと。
③事故原因調査の結果を公表すること。
④安全対策を講じること。
の4点ですが、「前回の申し入れに対しても基地側からは、何一つの回答なく、中間報告もないし、今回の事故に対する謝罪もない」と参会者からの厳しい声が上がりました。これに対して、「前回の事故の原因究明はまだ明らかにされていないので、事故を起こした模擬弾を搭載しての訓練は行っていない。謝罪をしていないというが、取材のあったマスコミの皆さんや各自治体へは伝えてあります」と自治体が市民に伝えるべきだという姿勢を示しました。これに対して、参加者から、「区長しているが市からは何の連絡もない」「議会にもなんらの説明もない」と実態を示し、基地側の対応を批判し、抗議の声があがりました。
「何を聞いても上司に伝えますという対応では納得できない。きちんと説明できる人を対応させるべきでないか」
・・・・「上に伝えます」
「本当に伝えているのか」
・・・・「伝えていますよ」