トピックス

6月市議会質問で、「加賀市生命尊重の日」制定条例案の問題を指摘

カテゴリー:

6月市議会の本議会質問が19日(月)と20日(火)の両日開催されました。19日の午後2番目に質問を行ないました。質問通告は、5項目でしたが、質問できたのは、3項目まででした。議案48条の「お腹の赤ちゃんを大切にする加賀市生命尊重の日」制定条例についての質問に半分以上の時間を費やしました。質問の中で、条例案の議会提案までの問題点と条例案そのものの問題点とを指摘して、頑張りました。主な内容は次の通りです。

新後質問・・・市民の意見募集を市の広報にも掲載せずに実施したのは市民主役条例に反している。専門家なども意見も聞かず、市外の特定の団体からの要望を受けて、そのまま条例提案を行なっている。市の健康福祉審議会でも「生命尊重の日」というのは、特定の団体が使っている言葉なので、市がそのまま条例とするのは懸念も誤解もあるのでないか」と指摘も出されている。市内の団体からも要望があったというが、すでに議会への説見も終わり、市民の意見募集も終わっている6月1日付けで市に提出されている。なぜ、そんなに慌てる必要があったのか。説明がおかしいのでないか。

  宮元市長答弁・・・「妊娠・出産・育児がしやすいまちづくり」を実現するために、母性の尊重のみならず、お腹の赤ちゃんも一人の人間として尊重される社会、お腹の赤ちゃんと妊産婦を温かく迎えることを改めて考える日として、加賀市生命尊重の日を制定するものである。

②7月13日は、母体保護法が制定されて、健康上の理由から人口妊娠中絶を認めているが、受胎したすべての赤ちゃんの命を大切になどと行政が条例で規定することは、憲法13条や24条に規定されている人権の尊重や女性の自己決定権に反するものでないか。また、妊娠を継続したくてもできない場合も少なくない。妊娠=人として存在するのであれば、中絶は犯罪ととなってしまう。まだ、まだ議論も多く、行政が一つの結論で条例化すべきではない。

  市長答弁・・・本状例の制定により、個人の権利や義務を課すものではなく、法に反するものではない。今後は、本状に沿って、啓発活動や取り組みを毎年継続指して取り組んでいく。

③私が行なったアンケートでは、20代、30代の女性からは、「産前産後休暇が取りにくい」「妊娠したら職場を辞めざる得なかった」「育児休業制度がない」などの声が寄せられている。今、行政が行なうことは、妊娠した女性が安心して休暇が取れて、育児ができるように環境を整備することではないか。そして、「好ましくない妊娠はしない」「させない」という「性教育」を推移し、豊かな人生を送ることができるようにすることではないのか。

●高川健康福祉部長答弁・・・小・中学校における「性教育」は、市内の助産師を招いて話を聞くなど「命を大切にする教育」を行なっている学校もある。また、地域においては「加賀市家庭教育支援条例に基づき、「親としての学び」「親になるための学び」を支援する講演会などを開催している。相談支援にも努めている。

・・・この問題で多くの時間を費やし、質問をしたが、「経過にも問題はなかった」「法に反しない」の答弁でした。審議の舞台は、委員会に移りますが、この条例案が安倍内閣が進める憲法改定の延長にあり、男女平等や個人の人権の問題として考えなければならない。宗教団体生長の家が繰り返し、「生命尊重の日」制定を求めていることからみても憲法の男女平等や人権規定を削除するという自民党の改憲草案とも一致しており、絶対に認めるわけにはいかない条例案なのです。・・・

▲ このページの先頭にもどる

Copyright © 2012 - 2018 SHINGO YUKIKO All Right Reserved.